図I運動部活動における外部指導者導入状況
図I−1種目

外部指導者が導入されている種目では卓球が多く、次いでサッカー・バスケットボールになっている。
武道においては、剣道が4校と多く、次いで柔道・相撲となっている。その他の種目については、野球、クロスカントリーと、どの種目も専門性が高く、技術習得のために、外部指導者に期待をかけていることがうかがえる。
図I−2位置づけ

ア)市町村教育委員会で承認されている人
イ)学校独自でお願いしている人
ア)については、謝礼もあり、謝礼の財源としては、各教育委員会から拠出されている。また県教育委員会では、運動部活動指導者派遣事業があり、1回3,570円年間35回の謝礼も指導者に支払われている。学校独自でお願いしている指導者については、ほとんどが謝礼はなく、学校によっては、PTA・学校の部活動費より拠出されている。
職業については、会社員・公務員が多い。指導をしている種目は、様々である。ついで、自営業・無職の人になり、指導している種目は、バレーボールが多く、他に剣道だけである。その他の職業は、講師・団体職員である。
また、小学校からのスポーツ少年団の指導者がそのまま部員の指導に当たっている場合もある。自分の職業と部活動の指導という労力と時間で大変さがうかがえる。
図I−3職業

指導日数とは、1週間あたりの日数である。1〜2日が半数を占め、ほとんど毎日指導している人も見られる。その人の職業は、無職の人である。その他としては、年に3〜12回と幅がある。
1回の指導時間については、2時間が多く、1〜3時間がほとんどである。
図I−4指導日数

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